村上春樹さんの大ヒット小説を映画化した禁断の話題作
村上春樹さんのベストセラー小説を映画化した「ノルウェイの森」を観ました。「ノルウェイの森」の映画化は「禁断の果実」のようなもの。「ついに手を出しちゃったか」というのが「ノルウェイの森」の映画化を知ったときの管理人の率直な感想でした。
そんな思いで「おそるおそる」観た映画「ノルウェイの森」。「村上春樹さんの世界観を映像で表現すると、どうなるのかな?」とめっちゃ楽しみにしていましたが、結果は「2時間の映画で表現するのは、さすがに厳しいよね」でした。
日本だけでなく、世界中にたくさんいる村上春樹さんの小説ファンを満足させることができるのか?これこそ、映画「ノルウェイの森」の評価に直接つながるポイントと言っても過言ではないと思います。
ここからは管理人の勝手な意見ですが、小説「ノルウェイの森」のすごいところは、本来、めちゃめちゃ重く受け止められるはずの「死」を淡々と描写しているところだと思うんです。これぞ、管理人が思う「村上春樹さんの偉大なところ」なんですよね。
映画「ノルウェイの森」では、菊地凛子さん演じる直子が淡々とした表情で、周りの人間と関わっていく姿が美しい映像にのせて表現されていました。菊地凛子さんの演技を観て、管理人は「ああ、村上春樹さんの世界観を静かな演技で精一杯表現しようとしているんだなあ。すごいよ」と拍手を送りながら観ていました。
同じことが主人公のワタナベを演じた松山ケンイチさん、緑を演じた水原希子さん、レイコを演じた霧島れいかさんにも当てはまると思います。管理人は、出演した役者さんの演技は素晴らしかったと思います。でも、「村上春樹さんの世界観が映画として成立しているか?」と言われると、たぶん、成立していないと思います。
だからと言って、「ここがダメだよ」とズバリ言い当たることができないんです。うーん、何だろう、このもどかしさ。我ながら自分の表現力のなさに悲しくなってしまいます。徒労感だけが残るわけではないのですが、映画を観た後、かなり疲れちゃいました。
何だろう、この言い当てることができない気持ち。おそらく、単純にベストセラー小説「ノルウェイの森」を映画化することが難しいわけではないと思うんです。村上春樹さんが活字で表現した世界観を映像で表現することが難しいのだと思います。
でも、その原因が何なのか、わからないので困ってしまいます。いろんな意味で本当に難しい映画です。5年後になったら、わかるのかな?もっともっとオトナになったら、わかるのかな?たぶん、わからないんだろうな。
映画「ノルウェイの森」主なキャスト
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